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銘柄分析 9326 関通

まじめなこと
くまごろう
くまごろう

こんばんは。くまごろうです。

 以前、9010 富士急行の記事を上げてからまさかの2年が経過してしまいましたが、個人投資家に復帰したということもあり、久しぶりの銘柄分析の記事になります。

7月12日(金)の決算で個人的に気になった銘柄の分析記事になります。

 ※なお、本ブログの内容は個人的見解です。投資の判断は自己責任でお願い致します。

 では、早速いきましょう。

株価チャート

月足:上昇トレンドではないが、なんとなく底堅い印象。

週足:月足同様になんとなく底堅い印象。

日足:グロース市場堅調なことと決算期待からか大きく上昇。

自身の投資スタイル的には高値を抜いてからの投資対象となるため現時点での投資対象とはなりませんが、今回は決算内容的に関心を引いたので続いていきましょう。

各種指標/企業概要

マネックス証券 銘柄スカウター参照

指標的には特段の割安感は感じられず、配当利回りも2%未満と高利回りとも言い難いため、指標だけ見ると自分的には投資対象外です。

MENAゲーム市場環境分析レポート(2024年3月)https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2024/f10af395937d4796/202403.pdf

少し古いですがJETROのレポートで、物流は今後10年間で最も急成長する産業でNo.1の業種なのでマクロ的には良いです。

ただ、このレポートでフォーカスされている2位のゲーム業界はここ最近ボロボロなので、どこまで信頼していいものかは微妙なところです、、

業績(年度)

マネックス証券 銘柄スカウター参照

売上自体は概ね右肩上がりですが、各種利益はでこぼこしており安定感という意味ではこれまた微妙なところです、、

気になるのは売上の今期予想が過去最高の150億円超で、増収率も過去最高の32.9%超とかなりの強気なのは好印象です。

業績(四半期)

マネックス証券 銘柄スカウター参照

2021年度は本決算、第1四半期での若干の季節性があるように見受けられますが、直近2年ほどはそこまでの季節性は感じられず、売上は通期予想の32.9%を上回る35.5%とまずまずの進捗率です。

ただ、営業利益については通期の進捗率では14.4%と微妙ですが、第2四半期の進捗率でいうと79.6%とむしろ良いかもしれません。

決算短信より抜粋 https://ssl4.eir-parts.net/doc/9326/tdnet/2474469/00.pdf

業績(セグメント別・概況)

マネックス証券 銘柄スカウター参照

直近、本決算のセグメント構成ですが、こちら結構ビックリしまして、売上の90%超は物流サービスが占めているのですが、利益の75%超を売上5%程度のITオートメーションが牽引しているのです。

その上で、7月12日(金)に発表された第1四半期の決算短信を見てみましょう。

業績(セグメント別・四半期)

決算短信より抜粋 https://ssl4.eir-parts.net/doc/9326/tdnet/2474469/00.pdf

注目のITオートメーションですが、売上構成比は全体の5%程度ですが、利益は全体の92%と驚異的な水準です。

これだけ見るとITオートメーション全振りで頑張ってくれという気がしちゃいますね 笑

決算説明資料参照 https://ssl4.eir-parts.net/doc/9326/tdnet/2474474/00.pdf

決算短信の他に決算説明資料があったので見てみたところ、利用料、機器・導入・開発は第1四半期ベースだといずれも順調に推移していますが、ストック型の利用料は直近3四半期分を見ると鈍化しているのが気になるところです、、

まとめ

短期的に爆発力があるとは言い難いですが、中長期的に持つには悪くない銘柄かなと思いました。

以上、ざっくりとした銘柄分析ではありますが、少しでも参考になればと思います。

最後に繰り返しになりますが、本ブログの内容は個人的見解です。投資の判断は自己責任でお願い致します。

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